中京郵便局 [日記]
三条東洞院東入ルの中京郵便局。
1902年(明治35年)8月に逓信省の技師・吉井茂則と三橋四郎の設計により、京都郵便電信局として建てられたのだそうで、2021-1902=119 ということは、120年近く前の建物ということになります。
この前、リュウゼツランの花を見に行ったのが11日の朝。日曜日の朝でしたが、さすがにまだ8時頃だったので人通りはありませんでした。
かつてのメインストリートである三条通には古い建物がいくつかありますが、この中京郵便局は竣工当初から現在に至るまで、現役の郵便局舎として使われ続けています。
中京郵便局がこの外観を維持しているのは、昭和51年から同53年に改築された際に、外壁を残したままで内部のみを新築する建築手法がとられたため。この「ファサード保存」で歴史的な建築物を保存したのは、ここ中京郵便局舎が日本で最初だったそうです。
2021-07-19 17:41
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