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ふく と ふぐ [日記]

下関・唐戸の亀山八幡宮にある「ふく像」。「世界一のふくの像」なのだそうです。

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関門トンネルの人道口のところからはバスで唐戸へ移動しました。

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地図で見ると海峡を挟んで、さんきまで居た門司港レトロ地区の向かい側になります。

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唐戸にも旧下関英国領事館など見所があったようですが、時間の都合でここから赤間神宮まで歩きました。

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唐戸市場にも行ってみたかったのですが、既に15時をまわっていたので残念ながらスルーしました。

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その道路を挟んで向かい側にあるのが亀山八幡宮。ここに「世界一のふくの像」の垂れ幕がありました。たぶん最初の写真を見る限りですが、大きさが世界一、ということなのでしょう。

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下関では「ふぐ」ではなく「ふく」と呼ばれているようですが、その語源は海底で砂を吹くとか、ふくらむからといった説もあるようですが、平安時代に「布久」や「布久閉」と呼ばれた名残りというのが一般的なようです。「福」にも通じて縁起も良さそうです。

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階段を上がって振り返ると、そこには関門海峡が見えました。幕末の頃は階段のすぐ下まで海だったとか。この神社の境内にも砲台があったようで、この看板には「文久3年(1863)5月11日、午前2時久坂玄瑞の指揮によりアメリカ商船攻撃合図の砲弾が亀山砲台より発射され、米仏蘭三国相手に6回にわたる馬関攘夷戦の火ぶたがきられた。」とありました。

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ちなみに、敗れた長州の大砲は戦利品として持ち帰られたのだとか。フランスパリのアンヴァリッド(廃兵院)の中庭には、清やオスマントルコの大砲とともに長州砲が並べられているそうです。







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