安徳天皇御陵 [日記]
ここは安徳天皇の御陵。平家物語では安徳天皇は壇ノ浦で二位尼に抱かれ入水し崩御されたことになっています。
日清講和記念館の建物の横に赤間神宮に抜ける細い道があり、敷地を出たところに安徳天皇御陵はありました。
ただ、安徳天皇が落ちのびたとする伝承は日本各地にあり、宮内庁が指定している「安徳天皇墓陵参考地」も、鳥取、高知、対馬、鹿児島、山口県豊田町など5箇所に及ぶそうです。不死伝説はいろいろありますが、宮内庁の陵墓参考地まで、そうした伝承に影響を受けているのは少し驚きます。
安徳天皇の母は平清盛の娘徳子。徳子は平家一門とともに海に飛び込んだものの助けられ、建礼門院として出家し京都大原の寂光院に入って、平家一門と安徳天皇の菩提を弔いながら終生を過ごしたそうです。
雪の寂光院が好きなので、また大原に雪が降れば行ってみようと思っていますが、次に行くまでには現代語訳で良いので、平家物語を読んでみようかな…なんて思ったのでした。
私も寂光院は大好きです。
by JUNKO (2024-02-02 13:25)