諏訪大社 [日記]
神楽殿に新旧の大太鼓が並んでいました。
ここは諏訪大社・上社本宮。今は日本一ではないそうですが、ずっと「牛の一枚革では日本一」だったそうです。
大きな牛から取った皮だったのでしょうね。
新年だけ鳴らされていたそうですが、どんな音色だったのでしょうか…
諏訪に宿をとったこともあって、長野2日目は諏訪大社を参拝してきました。
お天気が良ければ、蓼科高原とか美ヶ原とかへ行こうと思っていたのですが、やはり前日と同じく曇天の梅雨空。せっかく諏訪に来たのだから、諏訪大社に行ってみようということになりました。
ただ、今回の旅行の唯一のガイドブックであった"るるぶ"にも、諏訪大社の記述は子供の手のひらもないくらいの扱い。ノートPCで検索しながらのルート設定となりました。
諏訪IC近くのホテルに泊まっていたこともあって、まず向かったのは上社本宮。恥ずかしながら、今回諏訪に来るまで『諏訪大社が上社(かみしゃ)本宮・前宮の2宮、下社(しもしゃ)春宮・秋宮の2宮の計4つの宮から成る。』ということを知りませんでした。
神楽殿の横には土俵がありました。無形民俗文化財にもなっている「十五夜祭奉納相撲」という行事の時に使われるそうです。
そして、布橋という屋根付の橋というか回廊がありました。長さ67mとのことで、明治以前は一般の人は通れず、最高位の祀官のみが通行を許されたとか…。そのときに布を敷いたことから布橋の名がついたそうです。
手水舍の水から湯気が立っていました。すくってみるとお湯がでていました。神様も浸かっていらっしゃるという温泉で、「明神湯」との木札がありました。
でも、何と言っても諏訪大社といえば『御柱祭』ですね。
切り取った大木を、山の斜面を転げ落ちるように運び、川を越え、最後に神社の境内に建てるというのは、テレビでは何度か見た覚えがあります。ただその記憶の中の映像と、自分が今立っている神社とは、なかなか結びつきませんでした。
諏訪市観光ホームページより
http://www.suwakanko.jp/history/index.html
布橋から見えるところに、V字型の「メドデコ」が展示?してありました。これを見て、ようやく、あの勇壮な山の斜面を滑るおちる?御柱祭とこの地が僕の中で結びつきました。
「メドデコ」どは、穴に差し込んだテコの意味だそうです。このV字の先につないだ綱2本を左右で引くことで、バランスをとっているそうです。岸和田のだんじりの大工方と同じように、このメドデコの上に乗って指揮を取る人がやっぱり花形なんでしょうね。
これが一之御柱。
神社を囲むように建てたられた4本の御柱ですが、この御柱がいつから建てられるようになったのか、4本ということが何を意味しているかなど、その起源はよくわからないそうです。
これが二之御柱。
最近、上古・神代のことに少し興味を持つようになったこともあって、少し調べてみたのですが、http://www.tohyamago.com/event/onbasira_roots/index.html に諸説が紹介されていました。うーん、どの説も一長一短があって決め手には欠けるようだけど、興味深いものばかりです。
境内から三之御柱が見えなかったのですが、北側の川沿いを少し登ると見えました。
四之御柱は一之御柱の後ろになり、参拝所のところから見えました。
それにしても、何を意味しているのか、すっごく興味を持ってしまいました。で、なんだか自分でもよくわからないのですが、「諏訪大社を構成する4つの宮すべての御柱を全部見たい」という衝動にかられてしまったのです…
つづく ^^;
そうか、和太鼓って動物の皮ですものね。
大きさにはどうしても限界が出てくるんですね。
by penny (2011-07-05 22:02)
すごく神秘的な感じですね〜・・・
by おじゃまま (2011-07-06 11:26)
御柱まつりは、いつも見ていて、よく怪我人がでないものと感心してしまいます。
神住み給う、そんな感じのお社です。
by okko (2011-07-06 14:25)
以前諏訪から結構近い所に住んでいたことがあって良く行きました。
御柱祭の 木落としは圧巻です。
by ポルン (2011-07-06 22:36)
大きな太鼓〜音色を聞いてみたいですね。
by pandan (2011-07-07 08:10)