本邦最初鐵筋混凝土橋 [日記]
琵琶湖疎水第2トンネルから、さらに東に歩くと、こんな碑があります。
「本邦最初鐵筋混凝土橋」と書かれています。混凝土?
その碑は、この橋を渡ったところにあります。
古いコンクリートの橋を頑丈そうな鉄柵で囲んでいる感じ…。
橋の横には「日本最初の鉄筋コンクリート橋」と書かれた小さい碑文がありました。
つまり混凝土はコンクリートということになります。「本邦最初鐵筋混凝土橋」は「我が国初の鉄筋コンクリート製の橋」ということなんですね。
11号橋という名で、幅員1.5m、長さ7.3mの孤形桁橋ということですが、 疎水建設を指揮した田邊朔郎がコンクリート研究のために試作したものだそうです。
石碑の裏側には明治36年(1903年)の竣工の文字がが刻まれていました。
120年近く経っても、まだ渡れるというのもちょっと驚きです。
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