安藤醸造さん [日記]
武家屋敷街に安藤醸造というお店がありました。漬物、醤油、味噌とかかれた看板が置かれていました。
写真を撮ってなかったのですが、安藤醸造さんが作られている、いろいろなお味噌の試食ができました。
いちばん美味しいとおもった『イ号味噌』というのをお土産に買いました。
京都に帰ってからウェブをみたら、品評会用に仕込まれた中から選ばれたこのお味噌なのだとか。皮をむいた大豆とともに豆麹を使用していると書かれていました。秋田県の味噌醤油品評会において、最高賞を連続受賞しておられるそうです。
きりたんぽに塗ってたべようと思ってましたが、焼肉のときに使ったらメチャ美味しかったです。ふるさと納税の返礼品にあれば、間違いなくチョイスしてしまうのですが…。
包装紙が新聞で目を引いた福乃友酒造の又右ェ門蔵という日本酒が置いてありました。辛口というかドライな感じの日本酒。辛口好きの僕なので、また飲んでみたいお酒です。
角館は南北に長い町並みで、その中央に「火除け」と呼ばれる広場があり、この「火除け」をはさんで北が「内町」と呼ばれる武士の町、南が「外町」(とまち)と呼ばれる町人の町に分かれています。
安藤醸造さんの本店?は外町にありました。味噌を買った武家屋敷の内町にあるのは花上庵というショップということでした。
安藤醸造さんでは、こんな大広間にも雛人形を飾って開放されていました。
飾られていたのは「押絵雛」。「押絵」とは ”綿を詰めた図柄を美しい布で包み厚紙に貼り合わせたもの"
なのだそうです。歌舞伎や縁起物がモチーフになっているそうです。
大広間と書きましたが、蔵座敷というそうで、元々は冠婚葬祭用として使われた座敷を火災から守ろうと外装をレンガ造りにしたそう。外から見えた煉瓦づくりの建屋は、お座敷を守るためだったのですね。
ちなみに結婚式の写真は2011年におこなわれた、安藤酒造7代目の方の結婚式の様子だそうです。伝統を感じます。
立派な老舗ですね。
by JUNKO (2024-03-24 12:45)