カンテラ

一昨日15日の夕方、スマホにJRが順次運転見合わせをするとの速報が入ってきました。

他のサイトで確認すると、「荒天予想の影響で」とあります。確かに朝から雪はちらついていましたが、とても積雪に至るとは思えない降り方で、天気予報でもそんな大雪などの予報は出ていなかったのですが…

結局は、先日のポイントの凍結による ”長時間閉じ込め事件” の反省から、融雪器（カンテラ）を設置するために、一時的に電車を止めたということのようでした。

(Yahoo ニュースより）

テレビの気象予報士の方は、気象台から発表される大雪注意報や大雪情報なども何も出ておらず、一番降っても京都府で3センチぐらい。京都市周辺も1センチぐらい。翌朝の京都の最低気温予想も１度なので雪が積もりやすい氷点下にはならない…と、JR西日本の対応に少し戸惑った様子でした。

冬型が緩む中での今回の設置、前回の件でマスコミにたたかれすぎたJR西日本のパフォーマンスとは言いませんが、本当にカンテラが必要な ”荒天” が予想されたのでしょうか…。

前回のカンテラを設置するかどうかの判断が問題にされましたが、予報以上の大雪が降ったということでは不可抗力。一番の問題点は閉じ込められた乗客を何時間も放置した判断の遅さだったと思います。JR西日本は、今一度問題の本質的なところを精査して、安心して利用できるようにアナウンスしてほしいところです。

6時すぎには運転再開になったようですが、通勤時間帯に1時間以上電車が止まったので駅は大混乱していたようです。念には念をの対応なのでしょうが、これからは大雪の予報がでる度に、こんな対応になるのかもしれませんね…。