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弘前城 [日記]

弘前城の天守。江戸期前半に五層の大天守が落雷で焼失して以来、ずっと天守が無かったそうですが、約200年後に隅櫓を改造する形で新築されたのが現在の天守なのでそうです。200年か…まさに執念ですね。

弘前城

洋館群や弘前市立観光館を見学した後、市役所などが並ぶ官庁エリアから弘前城を目指しました。

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三の丸追手門から城内へ。全国の城郭建築の中でも戦国時代の古い形式を残すものなのだそうです。

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城内を歩いているうちに、だんだん雪が本降りになってきました。少し湿った雪だったので傘をさして歩きました。

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下乗橋あたりから天守の方を見ると、石垣に大きなカバーがかけられて足場が設けられていました。

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隅櫓を改造という名目で建てられた弘前城天守は、石垣の”隅”に位置していますが、その石垣には、以前から膨らみが確認されていたということで、現在、崩落を避けるため石垣を解体修理が行われています。

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天守が乗ったまま石垣を解体するわけにはいかないので、2015年(平成27年)7月から~9月にかけて、曳屋で天守を約70m移動させる工事を実施したそうです。僕もテレビで見た覚えがあります。

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改めてYouTubeの動画に見入ってしまいます。


工事現場の写真をみると、石垣の内側(本丸側)からみると破風が無い面が見えているので、一番最初の写真のような破風のついた面は、元の場所に戻されれば、石垣越しにしか見れないということになるのでしょう。

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本来の位置がどのあたりになるのだろうと思って、探したところ角の方には写真と同じ形状の階段がありました。あと何年かしたら、この位置にまた戻されるのですね。

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今のところ天守の曳き戻しは2026年(令和8年)なのだそうです。天守が元の場所に戻ったら、桜の季節に行ってみたいものです。




京都も桜の開花が昨日宣言されました。

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今朝もところどころに咲いた木がありましたが、来週末あたりが見頃ですね。

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