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弘前のお祭り [日記]

弘前市立山車展示館でみた巨大な太鼓。弘前ねぷたまつりにも出陣するという直径3.3m、長さ3.64mの「津軽情っ張り大太鼓」と直径4m、長さ4.5mの「津軽剛情張大太鼓」なのだそうです。「情っ張り」という言葉は聞いたことがありませんでしたが、「意固地さ」を示す津軽弁なのだとか…

津軽情っ張り大太鼓,津軽剛情張大太鼓

大太鼓が展示されていた弘前市立山車展示館は、その名のとおり「山車」が展示されていました。江戸時代から明治にかけて、弘前八幡宮祭礼の際に、神輿の露払いとして各町会の人々によって運行されたのが「山車」。祇園祭の山鉾と同じ役割ですね。

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明治になっていつしか行われなくなったようですが、ここでは現存する7つの山車を一堂に保存・展示しているそうです。さらに館内にはおそらく明治期の祭の様子を写した写真も展示されていました。

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山車展示館のすぐ横にあるのが弘前市立観光館。

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こちらは今では珍しいという「組ねぷた」の展示や、津軽塗や民芸品などが展示されていました。

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弘前のねぷたは、「扇ねぷた」が主で、人形型の「組ねぷた」は珍しい、と言われてもこの時点では何のことかよくわかりませんでしたが、ここに展示されていた「組ねぷた」は迫力がありました。

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弘前城の東北側には「津軽藩ねぷた村」という観光施設がありました。サイトの写真をお借りしましたが、広い駐車場もあって、僕が行ったときは台湾の団体さんが買い物や食事をされていました。

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こちらには有料の見学・体験エリアとショッピングエリアがあって、「弘前ねぷたの館」では大きな「扇ねぷた」が展示されていたり、お囃子の実演が行われていました。

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ちょうど僕が入館したときにお囃子の実演が始まったところでしたが、太鼓の演奏は迫力満点でした。

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このあと、前に座ってられる男性が太鼓をたたいて、一緒にお囃子を演奏するという「体験コーナー」もありました。

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弘前出身で、大阪の読売テレビの虎谷温子アナが「青森のねぶたに比べると弘前のねぷたは地味で…」とテレビおっしゃってのを見たことがありますが、弘前のものも僕にとってはかなり派手な山車?に見えました。

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ここには青森県下のねぷた祭が紹介されていました。このあたりでようやく「扇ねぷた」が2D、「組ねぷた」が3Dで作られているのだということが理解できてきました。

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「津軽藩ねぷた村」では、その他にも民芸品の製作現場が見れたり、時間によっては津軽三味線の実演を聴くことができたり、いろいろと盛りだくさんの施設でした。

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雪景色の弘前城や洋館を見れたので十分満足でしたが、天気が良ければ岩木山がこんな感じで見えるそうです。やっぱり桜の季節に行くべきですね。





京都も昨日の陽気で桜もだいぶ咲いてきました。

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あと少しで見ごろになりそうです。

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