SSブログ

海外で携帯電話 [PC]

時々出張で海外へ出かけますが、携帯電話は手放せません。

海外でも使える日本の3G携帯はべらぼうに通話料金が高いので非常連絡用くらいには使えても、日常で使用する電話はやっぱり現地のケータイということになります。

便利なのがGSM方式のプリペイドSIM。
日本と韓国と北米以外ならほぼ使えるし、だいたいどこの国でも空港で売ってますよね。
犯罪への利用防止のためパスポートを求められることが多いですが、街中のショップなら、そんなのお構いなしの国もたまにあります。もちろんちゃんと提示してますけど。
有効期限が最後にチャージしてから、だいたい長くて1年間というものが多いので、最低1年に1回行かないと同じ電話番号を使い続けることができませんが、連絡用と割り切れば行くたびに電話番号が変わってもたいした問題ではありません。

通話については、その国にいれば着信は無料のところが多いし、残金が無くなれば簡単にチャージすれることができます。
日本やその他の国と通話するのも、コールバックのサービスと組み合わせれば、残金も心配せず、かつすっごく安くで話すこともできます。

ただメールについては、プリペイドだと難しいですね。ましてや日本語となると...
プリペイドだと、SMS(電話番号がアドレスのショートメール)くらいしか使えないことが多いし、MMSが使えても、現地のネットワークの仕様で?日本語が送れなかったり(文字化けする)、たとえ送れても端末に日本語表示が無ければ表示できないし、いろいろハードルがあるようです。

専門家ではないので技術的なことは中途半端にしか理解していないし、実際に海外で試すチャンスも年に数回ですので、えらそうなことは書けませんが、ここ4~5年の間いろいろと試しながら、便利に使えないか試してきました。

GSMの携帯はSIMカードを入れ替えるだけで、GSMの電波が飛んでいれば、どこの国のどこの会社ででも使用できるので便利ですが、端末はかなり高くなります。他社のSIMカードを使えないように(SIMロック)して安くで売っている端末もあるので、使い捨て感覚でこっちの方がいいかもしれません。ただ、空港到着時に確実に手に入るという点では、SIMフリーの端末+SIMカードが安心です。

電話機はGSMのみの端末とGSM+3Gの端末の両方を使っています。
特に使い分けの基準は無いのですが、そのときの気分です。


最初に使用していたGSM端末 ノキア3315 5~6年ほど前に日本のネットショップで買いました。当時2万円弱だったと思います。もちろんSIMフリー  モノクロ液晶でシンプルな機能でしたが、電話と短い英語でSMSを使うには必要十分でした

 

 


イギリスで買ったGSM端末 ノキア3510i イギリスO2のSIMロックのかかっていました。ほとんど無料に近かったと思います。その後、ネットを徘徊していたら、SIMロックをはずすコードが10ドルで売られていました。ホームページに端末のシリアルナンバーを入れると、コードと操作方法がメールで送られてきました。決済はクレジットカード。すっごく怪しかったのですが、好奇心に逆らえず購入して、マニュアルどおりにボタンを押したら、見事にロックがはずせました。テレビゲームの隠しコマンドみたいな感じです。ただし、日本国内にいる限りはGSMの電波が飛んでないので、SIMロックが本当に解除できたのかどうか、確認できず、次の出張まで待たないといけないのでなんとものんびりした話でしたが... ただテストだけで実際に使用することはありませんでしたが、興味はますます湧いてきました。


日本で買ったノキア3G端末 7600 
ユニークなデザインと日本語表示可能ということで買ってしまいました。
日本のvodafone(現ソフトバンク)やFOMAのSIMカードを入れると、3Gの電波を捕まえて通話できました。


中国で買ったパナソニックGSM G51
とにかく小さい。3G非対応でGSMだけですが、首からぶら下げても重くないし、ボタンが少し小さいですが使いやすいです。
3年前に買ったものですが使い続けています。中国語と英語の表示切替ができます。
ボタンが小さいのでコールバック使う時とか、たくさん押さないといけないときはちょっと不便かも。
GSM端末だとこういうユニークな製品が安価であるので、欧州で3Gへの移行がなかなか進まないのも無理ないかもしれません。



ボーダフォン(日本)の端末
海外でも通話できる3G機種。GSMと3Gの両方の電波を捕らえます。
SIMフリーにしたらFOMAのSIMカードでも電波を捉えるようになりました。
もちろんi-modeも一般のe-mailも使えないので、日本で使用するメリットは何もありませんし、使用もしていません。
海外ではWAPでネットに接続できたら、WEBメールは使えるかもしれません。SMSも含めて日本語が使えるかどうかは、機会があればトライしてみたいと思っています。
ドイツのボーダフォンのSIMカードを入れておくと、日本でも着信します。ドイツ語のSMSも入ってきて、高いローミング代を課金されそうなので、うっかり電源を入れないように気をつけています。
とにかく、日本の携帯なので使いやすいのが一番です。

もちろんSIMロックがかかっていますが解除屋さんで解除できます。
これについては著作権違反や不正競争防止法違反等々の報道がありましたが、何が合法で何が違法なのか、未だによくわかりません。僕の端末はかなり古くなってからフリーにしましたし、海外で使用する分には日本のキャリアにも損害を与えていないと思うのですがどうなのでしょうね。ネットで探せば今でも解除してくるところはあるようです。

この問題にご興味のある方は、ちょっと難しいですが、池田信夫さんの記事をご参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/c271bd8bdd7af32c12052159d8ad77f8

 いずれにしても、日本に第2世代の携帯電話が導入されたときに、独自方式(PDC)にこだわったために、結局のところ日本だけが孤立することになってしまったように思います。1社でももしGSMを採用していれば、携帯電話のシステムもメーカーも、その後の推移はずいぶん変わっていたのではないかと思いますが、どうなんでしょうね。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1