彦根城の梅苑 [日記]
先週の土曜日、3月4日に彦根城に行ってきました。
梅の花を見に行ったのですが、満開には少し早かったようです。
彦根城で真っ先に思い起こすのは、やはり幕末に大老を務めた井伊直弼。米修好通商条約調印から強権で反対派を抑えようとした安政の大獄、そしてその反動ともいえる桜田門外の変…。 激動の時代の政治家としての苦悩を思わずにはいられません。
そんな井伊直弼が若き日を過ごしたという彦根城ですが、今はこのキャラの方が有名なのかもしれません。
表門の入場券売り場の反対側にある門のところで、係の人が呼び込んでたので行ってみると、こんな感じで撮影会が開かれていました。
目当ての梅林は、駅や駐車場とは反対側の堀沿いにあるので、黒門から入城して堀にそって遠回りですがぐるっと回るか、城の"山越え”でショートカットするかなのですが、 スノーボード後も膝の調子は問題ないので、”山越え”で行くことにしました^^。
梅林はこんな感じ。約400本あるそうで、江戸時代には米蔵があった場所だそうです。この週末あたりが見ごろになるのでしょうか。
この日も暖かい日で梅の花を見ていると春まっただ中、っていうふうに思ってしまうような陽気でした。 それにしても昨日今日と真冬のような寒さになりましたが…。
メジロが梅の枝から枝へ飛び移る光景は、モノトーンの冬からパステルカラーの春到来を感じさせてくれます。
梅林から再び山を登ってお城を見学。この橋は非常時には落とし橋となるそうですが、渡ったところにあるやぐらが天秤櫓。橋を中心に天秤のように左右対称に建てられているところからこう呼ばれたそうです。
そして橋は往時は両側に壁と屋根があったそうで、そうすることで中の人の動きを外から遮っていたわけです。
彦根城は戦災を免れて今に残るわけですが、昭和20年8月15日の夜に米軍による空襲が計画されていたそうで、ぎりぎりのところだったんですね…。
どこのお城もそうですが、天守へ登る階段は急ですね…
天守からは石田三成の佐和山城があった佐和山が見えます。今、三成はすごい人気ですね…
北の方には三角屋根の彦根ビューホテル(旧彦根プリンスホテル)が見えます。鳥人間コンテストをここから見るのもいいかもしれませんね。僕は事故の後遺症の裁判がおこってからは見なくなりましたが…。 空気が澄んでいれば、この前ボードに行った箱館山なんかもよく見えます。
西の琵琶湖上に見えるのは多景島。木が成育すると島を眺める方向によって多様な景色に見えることから多景島と呼ばれるそうですが、琵琶湖上の島々には一度は行ってみたいなって思っています。
天守は混んでたのですが、西の丸三重櫓はなぜか空いていました。
天守からこの櫓の間には桜が植えられていて、絶好の花見スポットになります。
やはり急な階段(上の写真)を上るのですが、その裏にある今は使われいないと思われる古い階段(下の写真) は足の踏み場が15センチあるかないかの狭小。これだと怖くて登れないな…
そのうちに陽が傾いてきて、西の丸から見る琵琶湖がキラキラしていました。この桜の絵に花がつくときれいでしょうね…
時間は既に4時45分くらい、入場料に含まれている玄宮園の庭園の入場時間は5時までなので、もう見学はできないかと思ったのですが、西の丸から黒門へまっすぐ降りてす、そのすぐ近くの玄宮園の入り口で聞くと、5時までは入場できるし、少しくらいはいいですよ…とのこと。
庭園を通って、反対側の出口の横の駐車場まで、玄宮園の中を急ぎ足で見て歩いたのですが、近江八景を模してつくられたという玄宮園は、今は工事中で池の水も抜いてあって底が見えていました。
その泥には何やら足跡が… シロサギさんあたりが、うろうろしてたのでしょう^^。
また久しぶりにひこにゃんに逢いに行きたいな♪
国宝・現存天守の中でも一番、当時の姿を残しているのじゃないかな。
見所がいっぱいで、何度行っても飽きませんね。ヽ(´∀`*)ノ
by 路渡カッパ (2016-03-12 11:53)
こんにちは。
彦根に3年住みました。彦根城が懐かしいです !
by yakko (2016-03-12 16:46)
私も登りました。懐かしく思い出しています。
by JUNKO (2016-03-12 21:03)
☆急な階段が印象に残っているお城で~す(^_-)-☆
このような梅苑があっただなんて知りませんでした!
満開になると綺麗でしょうね~♪
by まき (2016-03-13 16:21)
梅は、花実共大好きです。
by beny (2016-03-14 17:14)