青函連絡船の車両甲板 [日記]
八甲田丸の車両甲板。キハ82形の客車がありましたが、実際には戦後の一時期を除いて客車が船に入庫することはなかったそうで、このキハ82形も入庫したことは無かったそうです。
まずは乗船口から船内へ入ります。
2階になる受付から階段を上がると、高度経済成長期へ突入した頃の青森駅前を題材にしたジオラマ「青函ワールド」の人形やシアターなどがある展示室。「青函ワールド」は、以前は東京の「船の科学館」の『羊蹄丸』に展示されていたものですね。
さらに一つ上の4階に上がるとブリッジに入れます。
ブリッジから外を見ると、けっこうな雪が降っていました。
この歳になっても、こういう機器類を見ると動かしてみたくなります。
外にも出られるようですが冬期は危険なので閉鎖されています。夏だと気持ちがいいでしょうね。
4階からはエレベーターで1階へ。
1階は車両甲板で、青森駅から可動橋を経て船内に引き込まれた車両が収容されたスペース。
揺れる船内で車両を留めておくためでしょうか、自動連結器が付いた車止めがありました。ここに貨車を連結させて固定していたのでしょう。
乗船前に見た可動橋との接続部ですね。
この八甲田丸で4線で48台の貨車が積載できたそうです。
「ヒ」の文字があるこの貨車は「控車」というそうで、可動橋にかかる重量を少なくするため、機関車と貨車の間に連結して使われたそうです。
駆け足で見て回ったのですが、なかなか見ごたえのある八甲田丸でした。いやー、面白かった。
船首の近くに「津軽海峡冬景色歌謡碑」というのがあるということで見に行きました。
若狭の三方五湖にある五木ひろしの「ふるさと」の歌碑を思い出しました、。
残念ながら故障中とのことで、ここで「津軽海峡冬景色」を聴くことはできませんでした。まわりに誰もいなかったので、曲が流れれば歌っていたかもしれません^^;
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