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白石神社と大蛇伝説 [日記]

京都と滋賀の県境の音羽山のふもとにある「大蛇」の写真です。「小山二ノ講(にのこう)」と呼ばれる行事で作られます。

小山二ノ講

このブログにも何度か書いていますが、鎌倉時代後期の正和2年(1313年)音羽山の山中に住んでいた大蛇が麓の村人や音羽山にある牛尾観音への参拝者を襲ったりするようになり、このあたりに住んでいた弓の名手であった内海景忠という武士が大蛇を退治したところ、景忠は病に倒れ、村は洪水に襲われ不作が続いたそうで、たたりを恐れた村人が大蛇の霊を慰めるため、わらの大蛇を祭るようになったそうです。
今も、大蛇退治があったとされる2月9日に、住民が約三百束のわらを使って新しく大蛇を川べりに奉納しているそうです。700年以上続いているということになります。

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